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エリア21 再スタートにあたって

平成19年4月に開所して6年が過ぎました。平成24年4月にはグループ・ケアホーム “ドリーム”が開所しました。エリア21は増改築工事を終えて平成25年4月1日より 新たにスタート致しました。B型就労継続の定員24名を10名増員し34名とし、 就労移行定員6名と合わせて定員40名となりました。支援員も7名体制となりより充実した支援を目指して行きます。

今回の増改築工事にあたっては、2月19日に建設許可がおり、当初の予定より1か月遅れの着工となり、浄化槽の追加工事を含めての超短工期の工事となりました。宅配弁当・ レストラン及び幼稚園への給食提供も遅れ、顧客の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。

利用者の皆さんには工事の期間中、騒音・振動など非常に作業環境が悪い中、大変ご迷惑をお掛けしました。保護者の皆様にも給食が休止の間、弁当作りに大変だったかと思います。支援員及びスタッフの皆さんにも多大なご苦労をお掛けしました。

工事は何とか年度内に完工することが出来ました。4月8日から弁当事業が,翌9日からレストランが通常営業となります。

工事にあたっては関係の皆様に多大なるご尽力を頂きました。3月27日に県の完了検査を受けましたが、完成に至らず厳しいご指摘を受けました。最終検査を29日に受ける事になりました。残された時間は後1日しかありませんでした。

内装の仕上げ、機器の取り付け・調整、電気工事、塗装、清掃など各職人さんが血眼になって作業にあたりました。階段の床貼りに食事もとらず黙々と作業されていた職人さんの背中が今でも思い出されます。やっと貼り終えた時は、もう日付が変わっていました。この時ようやくなんとか行けると確証しました。そして、日匠建築設計の山口さん、大進建設の有村さんと3人で夜空を見上げると真丸いお月さんが私達を照らしていました。

昨年の11月に交付決定を受け5か月間、通常だと何の問題もなく完工し終える予定でしたが、着工が1か月遅れると様相が大きく変わってそれはまさしく戦場でした。工事存続の危機にも何度も直面しました。眠られぬ日々が続きました。しかし、どんな逆境の時でも常に前進しなければならない。当法人の基本理念に立ち返って、最後まで諦めないで前に進んだ結果が今日に繋がったと確信する次第です。

こうして完成出来たのも皆様のお蔭です。日匠建築設計、大進建設、下請け企業16社 の職人さん、何度も振興局にご足労頂きました三好県議をはじめ関係の皆様へ深く感謝申し上げます。今後更に皆様のご期待に応えるべく新たなエリア21を構築していく所存です。

平成25年4月1日
社会福祉法人 時津町手をつなぐ育成会
理事長 山内 俊一